ブラヒロシはブラブラと町散歩をして、その風景と共におもしろい発見を紹介するコラムです。
しかし最後の『気になる黄色い店』は大型の車販売屋さんと住宅街の中にあるため、散歩しても紹介できる場所が極端に少なく掲載について悩んだのですが、せっかく気になるお店のため、スピンオフ的に『黄色い店』を取り上げることにしました。
ご理解ください。

場所は宮竹町、柳通りを走っているとババンとある黄色いビル。
今回の浜松3大気になる黄色い店を締めくくるラスボス的なお店。

イエローガーデン です。

おそらく、浜松で生活するほとんどの人がその存在を知っているにもかかわらず、風景としてスルーしていないのではないでしょうか。イエローガーデンという店名からも黄色いオーラが伝わってくる。ブラヒロシが知っている中でも最高峰の黄色いお店です。

ビルの1階は雀荘、2階はうさぎ家という軽食も可能な漫画喫茶です。

実はブラヒロシライターのヒロシの周辺で、都市伝説のように「イエローガーデンの牛丼は浜松イチ美味しい」とささやかれていたのですが、実際はどうなんでしょうか。
満を持して潜入してきました。

ビルの中も黄色を基調に緑とのツートンで配色されています。
今から食事をするとは思えない黄色い階段を登っていくと…

確かに漫画喫茶がありました。
とはいえ、最近の宿泊やビデオ鑑賞がメインの漫画喫茶ではなく、古いタイプの純漫画喫茶という雰囲気でしょうか。

置かれている漫画はどことなく床屋に置かれているようなチョイスな気がします。
割と男臭い漫画が多いイメージでしょうか。古い漫画も多く置かれています。

最近の漫画喫茶に置かれているテレビゲームのようなゲームはありませんでしたが、昔ながらのアナログゲームは置かれています。
友達と一緒に行っても楽しめそうですね。

一際目をひくのが『立体書画工芸』というギャラリースペース。
木に筆文字を彫ったような作品がいっぱい置かれています。

この作品を作られている作家さんは藤田信明という方。浜松の作家さんだそうです。
https://fujitanobuaki.web.fc2.com/

さて、肝心の食事を楽しましょう。
この日のランチメニューはこちらの3種のみ。

  • 豚生姜焼き定食
  • 鶏の甘辛煮定食
  • さんまの塩焼き定食

残念ながら浜松イチ美味いと言われる牛丼の検証ならずでした。
どなたか、もし牛丼を食べられた方がいらっしゃいましたら、zattäまでご連絡をお願いします。

今回は手堅く豚生姜焼き定食を注文。
お値段はドリンク(セルフのドリンクバー)飲み放題と、漫画の読み放題付きで850円です。
のんびりするならば、かなりお手頃な価格だと思います。

肝心の味はほどほどです。ちょっとお肉の味付けが濃いかな?とかあるけど、普通に美味しかったです。お味噌汁は特に美味しく、あったかくって緊張している気持ちが和らぎました。

食事が終わって帰ろうとすると、店主さんがびっくりして「ええっ‼︎ もぅ帰られるんですかっ‼︎ ゆっくりしてもらっていいんですよっ‼︎」って焦られていました。
多分、ここを利用する人はゆっくり漫画を読んだり、常連さんと話し込んだりするのでしょう。
今回はここでご飯を食べることが目的だったのでゴメンナサイ…。
「ずっとこのお店が気になっていて入ってみたかったんです。」とお伝えしたら「ぜひ次回はごゆっくり」と丁寧に言っていただきました。
結果としてはとっても感じのいいお店でした。

漫画好き、麻雀好きな方は一度行ってみるといいかも。
「入っていいのかな?」って悩むくらいなら、入ってみた方がいいんです。
大概の場合はウェルカムなのですから。
新しいオシャレな店だけが町の表情じゃない。ユニークでオンリーワンな店も面白い発見があるんです。


町にある気になるお店。
今回は気になる黄色いお店という切り口で町を散歩してみました。
改めてブラヒロシ認定『浜松の気になる3大黄色い店』を紹介しましょう。

その1)喫茶・軽食 たじま

その2)杉浦レコード商会

その3)イエローガーデン

皆さんの気になった黄色い店はどこでしょう。
このお店以外に「私の気になる黄色い店はココっ!!」とかあれば、ぜひ教えてくださいね。
町は多くの表情があります。そこに携わる人やモノ。
日常風景として見落とさず、じっくり見てみると発見があります。
このコラムがそのキッカケになれたらうれしいです。

それでは、今回の『浜松3大気になる黄色い店』のお話はこれで終了。

次回もどこかへブラヒロシ。zattaでまたお会いしましょう!!
読んでいただきありがとうございました〜!!
シーユー!!

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